占い体験談

街角での占い体験談 -総武線四谷駅の路上-

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あまり占いや占星術などには興味はなく、30年近く生きてきた人生の中で、人に占ってもらった経験はそれほどありません。
一番印象深かった占いの経験としては、3年ほど前、転職しようかどうかを悩んでいた時期にしてもらった、手相占いです。

 

取り引き先のお客さんと仕事の打ち上げに行った帰り、時間としては夜10時ごろでしょうか。
どこか寄るつもりもなく、そのまま帰ろうと駅に向かって歩いてる途中、路上で手相占いを開いている方に気づきました。

占い師の方は髪の長い40代ぐらいの女性の方でした。その場ですぐに占ってもらおうと思ったわけではなかったのですが、
自分がこれからしようと思っている決断に対して、自分の事を全く知らない人に話をきいてもらいたいという気持ちを抱えていたので、
こういうのもありかな、という割と軽めな気持ちで人生初体験の路上の占いをしてもらうことにしました。

 

「占いしてもらってもいいですか?」と声を掛け、占い師の方の返事で組み立て式の椅子に座り、右手を出しました。

「もし差支えなければ左手で視たいのですが。」と言われ、左手を出し直しました。その占い師さんとのお話の中で、
流派というか、手相の視かたにもいろいろとやり方があるらしく、一般的に男性は左手、女性は右手で占うことが多いそうです。

 

よくドラマやマンガで見るような、もったいつけて、「…お客さん、悩んでますね?」という事は言われず、提灯のような明かりに
手を照らされ、一通り見てもらってから、「知りたいことがあればそこを中心に視ますが、何かありますか?」と聞かれました。

 

素直に会社でのおおまかな出来事、転職しようか迷っている事を伝え、仕事運を視もらうことにしました。
ルーペなどは使わず、提灯の明かりのみで手相が見えるのかどうか少し不安でしたが、周りが街灯の多い明るい場所だったこともあり、
そのままテーブルの上の小難しい手引書やおみくじのような占いアイテムなどを視ながら待っていると、

 

「上を目指そう、もっと成長したいという気持ち、向上心がとても強いですね。あなた自身もそうですが、まわりの方たちも
引き上げる気持ちの強さも持ってます。」と占い師の方が口を開きました。あれは素直に嬉しかったです。

 

自分にそういう気質があるかどうかは正直思いませんが、そういう人でありたいをという思いは持っていたので、言っていただいたことは
いまでもはっきりと覚えています。他にも責任感が強い、仕事に熱心ということを言われ、思わず口元が緩みました。

 

一通り視てもらい、肝心の自分がどうすべきか、つまり、転職するべきかどうかについて聞きました。
「あなたの手相、あなたのお話、そしてあなたと話してみて、わたしはあなたが決断することは正しいと思いますよ。」と占い師の方は言われました。

 

後日ある人にこの話をした時、「うまく逃げられたね。」と言われましたが、私はそうは思いませんでした。占い業界に客から
こう言われたらこう返せ、というようなマニュアルがあるのかどうかは知りませんが、少なくともあの占い師の方は
私が悩んでいる悩みについて、もう自分で決断していることに気づいていたんだな、と私は思っています。

 

私の進退でいえば、結局転職を決断しました。その時の選択が正しいかどうか、そしてあの時の占いが私の決断に影響したかどうかは
正直分かりませんが、あの時あの方に占ってもらってよかったとは心底思っています。

 

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